花粉症 花粉から逃げるための旅?初期予防治療、症状が出る前から対策を!

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2月に入り、花粉症の季節が始まりました。しかも、今年の花粉飛散量は「過去10年で最大」と予想されており、「非常に多い」ことが予想されています。

花粉飛散量がピークとなる2〜3月は行動制限がなく、外出の機会が増えるため、大量の花粉を吸い込むことによる花粉症の再発・重症化・新規発症のリスクが高まると予想されます。

 

〇 来週は大量の花粉が飛散する見込み

〇 花粉から逃げるための旅?

〇 「今」取るべき対策

 

以上の点について、詳しく解説します。

 

花粉予測2023年 12都道府県の「雄花粉の量」は「過去10年で最大」。

 

2023年のスギ花粉飛散シーズンの花粉予報が発表されました。

環境省は、今春の花粉の飛散量は、関東、北陸、近畿、中国地方で「極めて多くなる」と予想している。これは、東京、石川、兵庫、広島など12都県で花粉を出す「スギの雄花の量」が「過去10年で最大」となっているため。

東京では、今年のスギやヒノキの花粉の飛散量が平年の2.3倍になると予想され、東京都の担当者は「飛散量が多いと、これまで症状がなかった人にも発症する可能性がある」と話しています。東京都は早めの対策を呼びかけている。

 

では、いつごろから飛散が始まるのでしょうか。

 

日本気象協会によると、今年のスギ花粉の飛散開始時期は、九州から東北にかけては「例年並み」と予想されています。飛散開始」とは、「1平方センチメートルあたり1個以上の花粉が2日連続で観測されること」を指す。

 

日本国内で最も早いのは福岡で、8日と予想されている。東京は11日から飛び始めると予想されている。その他の地域でも今月中旬から下旬にかけて花粉の飛散が始まり、3月中旬から下旬にかけてピークを迎える見込みです。

日本気象協会による1月19日のスギ花粉飛散予想:名古屋。2月28日、仙台 2月24日、松本 3月1日、東京 2月11日、秋田 3月7日、新潟 2月28日、金沢 2月22日、大阪 2月22日、広島 2月16日、福岡 2月8日、高松 2月14日

 

「避粉地」に泊まるというのはどうですか?

 

避暑地ならぬ「避粉地」という言葉があります。日本では、北海道や九州南部、沖縄など、スギ花粉の飛散量が少ない地域があります。

 

例えば、北海道の釧路市は「花粉ゼロの快適空間」を謳っており、市のホームページにも「スギ・ヒノキは自生していません」と書かれている。花粉症に悩む人のオアシス(毎年春先)」として、釧路での滞在を勧めている(同市のホームページ)。

 

もうひとつ、「避粉地」として紹介したいのが、長崎県の的山大島(あづちおおしま)だ。的山大島では、これまで20回以上「スギ花粉避粉地体験ツアー」を開催してきました。的山大島は、本土に比べてスギの木が極端に少なく、島が離れているため、花粉の飛散率が極めて低いことが確認されています。

 

新型コロナウイルスが流行する前に行われたツアーでは、フェリーに乗るまでマスクをしていた参加者が、島に上陸すると「ノーマスク」になったそうです。”マスクをするのを忘れていた”、”心身ともにリフレッシュでき、症状がすっかり改善された “という声が聞かれました。



「症状が出る前」に予防することが大切です。腸内環境を整えることも大切…。



しかし、リモートワークができない人など、「花粉のない場所」に長期間滞在することが難しい人も多いのではないでしょうか。そんな人たちに、今この瞬間に知っておいてほしいことがあります。

 

それは、花粉症の「初期予防治療」です。

花粉症のつらい症状を抑えるために、薬を飲んでいる方も多いと思います。西馬込あくつ耳鼻咽喉科の阿久津院長は、この季節を前に「症状が出る前から対策を」と呼びかけます。

 

花粉が飛散し始める1週間前くらいから薬を飲み始めることを勧めている。つまり、東京にお住まいの方は、花粉が飛散し始める前の今週末から来週頭くらいに薬を飲み始めるとよいでしょう。

 

たとえば、火事が燃え広がってからではなかなか消火できないように、花粉症のアレルギー反応も、症状がひどくなってからではなかなか収まらない。そのため、症状が出る前の「早期予防」が効果的です。

 

特に、花粉症がひどい方の場合

特に症状が重い人には、薬を注射するという方法もある。今はいい薬がたくさんあるので、医師や薬剤師に相談して、自分に合ったものを選ぶといいそうです。

 

阿久津所長によると、その他に

今できる対策は3つあるそうです。


腸内環境を整える。

腸内が荒れていると、アレルギー反応が起こりやすくなります。食物繊維や乳酸菌、良質な油などを摂取して腸内環境を整えるだけで、ずいぶん違ってくるという。

 

十分な睡眠をとる

飛散がピークになると、鼻づまりで夜眠れなくなる人も多いようです。眠れるうちにしっかり睡眠をとることが大切です。

 

日光浴でビタミンDを生成

 

ビタミンDには炎症を抑える働きがあり、日光を浴びることで体内で生成されます。しかし、一度飛散し始めるとあまり外に出ないため、不足しがちです。この場合、サプリメントでビタミンDの摂取を補うのがよいでしょう。

 

まとめ

「花粉の少ない場所にいる」「早めに薬を飲む」「体調を整える」など、今できる対策をご紹介しましたが、かかりつけの医者などと相談しつつ、つらいシーズンをできるだけ軽く乗り切ってもらえればと思います。

 

(2023年2月1日16:30頃放送 「news every. より




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