自転車事故多発!5月11日〜20日の期間に「令和5年春の全国交通安全運動」を実施

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朝日新聞の26面の社会面自転車事故の割合過去20年間で最高という記事が出ています。自転車乗車中の人が師匠する交通事故は昨年69,985件あり、前の年を291件上回って二年連続で増えたと出ております。車を含めた全体の交通事故が減り続ける中、自転車の事故が占める割合は23.3%と六年連続で上昇し、今の統計の取り方になった、この20年間で最高を更新したと、この5月11日から行われる春の全国交通安全運動を前に警察庁がまとめたというデータが紹介されてます。

事故の件数は自転車乗車中の人が事故の過失割合が最も重い、第一当事者か第二当事者になった者として出ており、2000年代の初頭は年間18万件台に上ったが、その現象が続いて15年には十万件を割り込んだと言うんですが、ところが21年、22年と連続で増加。コロナ等で社会での自転車利用が進んだことが背景にあると見られると言うことで、中でも亡くなった人の94.9%はヘルメットをかぶっていなかった。致命傷が頭だった人の場合、96%が非着用で、被っていた人は3.9%。五年間の負傷者およそ36万3千人を見ると着用していたのは9.4%だったということで、少しでも命の安全を守ると言うような事に繋げるためにも、警察庁はヘルメット着用を訴えている。

やっぱりね、あの最初はね、なんかこのこの年になってとか、このタイミングで自転車に乗る時にヘルメット被るのも正直小っ恥ずかしいなあっていうのもあるには今でも無いことはないんですけれどもこう具体的なデータが出てくるってことはやっぱりね。ちょっとしたことが命の危険から守るということに繋がっているんだというのを認識させられます。はい。ヘルメット着用で積極的に取り入れていこうというふうに思っております。 

 

内閣府・警察庁等10府省庁、都道府県、市区町村、関係13団体は、5月11日〜20日の期間に「令和5年春の全国交通安全運動」を実施する。

 全国交通安全運動は、広く国民に交通安全思想の普及・浸透を図り、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣付けるとともに、国民自身による道路交通環境の改善に向けた取り組みを推進するもの。交通事故防止の徹底を図ることを目的として、毎年春と秋の2回実施されている。

 今回の運動の重点は、「こどもを始めとする歩行者の安全の確保」「横断歩行者事故等の防止と安全運転意識の向上」「自転車のヘルメット着用と交通ルール遵守の徹底」の3点。全国重点を3点とする趣旨は以下のとおり。

 

こどもを始めとする歩行者の安全の確保

 交通事故死者数全体のうち、歩行中の割合が最も高く、歩行者側にも走行車両の直前・直後横断や横断歩道外横断、信号無視等の法令違反が認められる。また、次代を担うこどものかけがえのない命を社会全体で交通事故から守ることが重要であるにもかかわらず、幼児・児童の死者・重傷者は歩行中の割合が高く、特に5月から6月にかけて歩行中児童の死者・重傷者が増加する傾向にあり、歩行中児童の死者・重傷者の通行目的では登下校が約3分の1を占めるなど、依然として道路においてこどもが危険にさらされている。このため、こどもを始めとする歩行者の安全の確保を図る必要がある。

 

横断歩行者事故等の防止と安全運転意識の向上

 交通死亡事故の第1当事者の多くは自動車で、歩行中の死亡事故の多くが道路横断中に発生し、横断歩道横断中の歩行者の死亡事故における車両等側の多くに横断歩行者妨害等の法令違反が認められる。また、飲酒運転、妨害運転(いわゆる「あおり運転」。以下同じ)等の悪質・危険な運転による交通事故や電動キックボードによる交通事故が発生している。さらに、75歳以上の運転者については、75歳未満の運転者と比較して免許人口当たりの死亡事故件数が多く、その要因としてハンドルやブレーキの操作不適が多くなっている。加えて、自動車乗車中における後部座席シートベルトの着用率やチャイルドシートの適正使用率がいまだ低調である。このため、横断歩行者事故等の防止と安全運転意識の向上が必要である。

 

自転車のヘルメット着用と交通ルール遵守の徹底

自転車は身近な交通手段であるが、自転車乗用中の交通事故死者数が減少傾向にある一方で、交通事故死者数全体に占める割合はほぼ横ばいで推移しており、自転車乗用中の交通事故死傷者数を年齢層別にみると、10歳から25歳未満の若年層の割合が高い。また、自転車乗用中におけるヘルメット非着用時の致死率は着用時と比較して高く、ヘルメット非着用の自転車乗用中死者の人身損傷主部位は、頭部が約6割となっている。さらに、自転車関連の死亡・重傷事故は、自転車側の多くに法令違反が認められる。このため、自転車のヘルメット着用と交通ルール遵守の徹底が必要である。

 

自転車に関する交通ルールに対する警察の取り締まりは、年々強化されている。

 

昨年10月以降は自転車走行時の悪質な違反に「赤切符」が切られるようになり、起訴されれば懲役や罰金刑、前科がつく場合もある。

 

厳しくルール違反を取り締まらなければならないほど、重大事故につながりやすいのが自転車。自転車運転者講習の受講対象である「自転車の危険行為」には15類型あるが、なかでも警察庁が重大事故につながりやすいとマークしている違反が、【1】歩道で徐行しない、【2】右側を走る、【3】一時停止しない、【4】信号無視の4つだ。

 

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