あなたの肌を鉄壁に守る！日焼け止めの正しい塗り方
コツは、日焼け止めを使うこと。日焼け止めを塗っていても、約8割の人が日焼けを経験しています。
日焼け止めトリセツ：「 日焼け止めを塗っているのに焼けてしまう」悩みを解決
今日は、「日焼け止めを塗っているのに焼けてしまう」という悩みを解決するために、「日焼け止めトリセツ」を開催します。沖縄県にやってきて、マリンアクティビティのスタッフ2人に、日本一のUVカットを塗ってもらいました。理論上は16時間防御できるはずなのに、7時間後には全体が赤く見える。
5年前に沖縄に居を構えた女性は、ブログなどで沖縄の魅力を発信しています。使っている日焼け止めは弱いもので、UVカット効果のある化粧品やメイクをしているそうです。この日は5時間外出し、赤黒く日焼けしてしまったという。
しっかり塗ったのに、なぜ焼けてしまったのでしょうか？化粧品メーカーによると、日焼け止めの効果が十分でなかったということです。日焼けの原因は、塗り方にあるのです。
日焼け止めのトリセツ： 日焼け止めを塗ったつもりになることの落とし穴
多くの人が行っている日焼け止めの塗り方には、2つの問題点があります。その2つの問題とは、塗り残しと微量リスクです。肌にはキメがありますが、ここに塗りムラがあると、紫外線が肌に入り込んで日焼けの原因になります。
日焼け止めのトリセツ ミクロのムラを防ぐ日焼け止めの塗り方術
2017年に開催された靴磨きの世界大会の初代チャンピオンとなった長谷川裕也さん。長谷川さんは、レザーケアとスキンケアは似ていて、ムラなく塗ることが磨きに来る究極の秘訣であることから、共通点があると語りました。均一に塗る秘訣は、円を描くように回しながら塗ることだそうです。実験では、日焼け止めを伸ばして塗った場合と、クルクルと回しながら塗った場合の結果を比較。すると、”クルクル “したほうは、ほとんど日焼けが見られませんでした。肌の溝はいろいろな方向に走っているので、クルクルといろいろな方向からアプローチしたほうが、隙間に入り込みやすいのです。また、クルクル塗りは、とろみのある状態の乳液や美容液にも応用できます。日焼け止めの中には、敏感肌の人でも使えるものもあり、自分に合ったものを見つけることが大切です。日焼けによるダメージに比べれば、塗った方が断然いいのです。
日焼け止めのトリセツ 肌の “老化 “を防ぐ真の力
紫外線による日焼けは、肌を黒くするだけでなく、老化を促進させます。13年前、平均年齢80歳の男女14人が、1年半にわたって日焼け止めを塗るという研究に参加しました。被験者の一人は、シミが薄くなり、鼻の頭の炎症も治まっていました。私たちは、被験者に会うために和歌山県を訪れました。現在90歳の被験者は、頬がツルツル。半年に一度、皮膚科を受診しているそうです。
主治医も、女性の肌の若々しさに驚いているそうです。有馬さんの話を聞く限り、日焼け止めは肌の老化防止に効果があるようです。この研究には重要なポイントがあるそうで、それは日焼け止めの使用量だそうです。適切な量を使わないと効果は期待できないそうです。
日焼け止めのトリック： 真の力を発揮する塗り方
日焼け止めの2つ目の問題点は、量が少なすぎることです。日焼け止めの真の効果を発揮するために使用すべき量は、国際規格で定められています。国際基準によると、1平方センチメートルあたり2ミリグラム。顔の大きさには個人差があり、正確に測ることは難しいです。しかし、正確な計測を必要としない方法があります。通常の方法で日焼け止めを塗った後、もう一度同じように2度塗りすると、国際基準を満たすと言われています。重ね塗りをすることで、自然に塗ることができるそうです。
日焼け止めのトリセツ： 塗り直しの問題解決SP
今、日焼け止めメーカーが最も力を入れている研究が、汗や摩擦による日焼け止めの落ち方を検証することです。沖縄ロケのスタッフを対象に、1日でどのくらい日焼け止めが落ちるのか実験してみました。朝7時から夕方4時まで働いた後、顔に塗った日焼け止めを確認したところ、特に鼻や頬の日焼け止めが薄くなっていることがわかりました。そこで、人気コスメショップの美容部員107名を対象に、日焼け止めの塗り直し方法についてアンケートを実施しました。人気の高い方法トップ3を紹介します。第3位は、優しく叩く必要がある「スティックタイプ」。第2位は、顔に直接使えるスプレータイプです。第1位は、化粧直しに使えば日焼け止めの機能を補うことができるUVカット機能付き化粧品です。
スタジオトーク。慶田氏によると、ベースメイクが薄い人であれば、メイクの上から日焼け止めを塗っても問題はないとのこと。日焼けした肌については、肌を素早く冷やし、刺激の少ない化粧水で保湿することが大切だという。ただし、日焼けしていない状態に戻すことはできないので、日焼けをしないように努力することが一番大切だそうです。
日焼け止めのコツ 紫外線と上手に付き合うには
日焼け止めの正しい使い方をおさらいしましょう。まず、日焼け止めを適量手に取り、鼻、額、両頬、顎に塗ります。その後、顔全体に日焼け止めを広げ、円を描くように回転させながら塗り残しがないようにします。塗りにくい場所は、指先でシワにそってなじませてください。最後に全体をのばすことで、微細な塗りムラをかなり防ぐことができると言われています。この工程をもう1回行い、塗布を完了します。
まとめ
日焼け止めの高い効果は2〜3時間しか持続しないので、長時間外にいる場合は塗り直しが必要です。日焼け止めを使用した際に、肌にかゆみなどの異常が出た場合は、使用を中止して医師に相談する必要があります。
最後に、一歩も外に出ずに過度な紫外線対策をすることは、ビタミンD不足につながるのでNGとのこと。十分な紫外線対策を行い、適度に外に出て、食べ物から十分なビタミンDを摂取することが大切であるとのことでした。
