98%以上の人は入浴剤が好き!入浴剤の効果と調査結果報告:入浴剤は、毎日のバスタイムをより楽しくしてくれるお手軽アイテムです。薬局やスーパーで購入できるものからネットや専門店などでしか手に入らないものまで、実に様々なものが販売されています。またひとくちに入浴剤といっても、医薬部外品・浴用化粧品・雑貨といった分類があったり、その中でも成分に拠ってわけることができます。
入浴剤の効果は配合成分などにより種類ごとに異なりますが、どの入浴剤でも共通しているのがこのお湯をやわらかくしてくれる効果です。入浴剤を入れることでお湯がやわらかくなり、肌あたりがやさしくなり快適に入浴できます。肌あたりをやさしくする以外の入浴剤のうれしい6つの効果は以下の通りです。
肌あたりをやさしくする以外の入浴剤のうれしい6つの効果
- 保温効果
- 保湿効果
- 血行促進効果
- 清涼効果
- 清浄効果
- リラクゼーション効果
入浴剤の種類については、以下の6種類に分類されます。
- 無機塩類系入浴剤:無機塩類を主成分とし、保湿剤、色素、香料、その他の成分を添加したものです。無機塩類には温浴効果や清浄効果があり、お湯を軟らかくします。また、皮膚表面に保護膜を形成して、湯冷めしにくくします。冷えが気になるときにおすすめです。
- 炭酸ガス系入浴剤:炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム等の炭酸塩と有機酸類を組み合わせて配合し、保湿剤、色素、香料、その他の成分を添加したものです。炭酸ガスは皮膚から吸収されて血管を広げ、血行を良くします。新陳代謝も活発になって、疲労回復に効果的です。疲れをとりたいときにおすすめです。
- 薬用植物系入浴剤:生薬類をそのまま刻んだものや、生薬エキスを取り出して無機塩類等と組み合わせたものです。生薬には血行促進効果や肌荒れ改善効果などがあります。肩こりや腰痛、肌荒れなどが気になるときにおすすめです。
- 酵素系入浴剤:酵素を配合したもので、無機塩類と組み合わせることが多いです。酵素には皮膚を清浄にする効果があります。お肌のゴワつきが気になるときにおすすめです。
- 清涼系入浴剤:無機塩類系や炭酸ガス系の基剤に、清涼清涼成分等により冷感を付与させ、入浴後の肌をサッパリさせたものです。さっぱりしたいときにおすすめです。
- スキンケア系入浴剤:保湿成分を含むものです。白濁するものや無機塩類に保湿成分を含ませたものがあります。保湿成分がお肌の表面だけでなく角層内部にまで浸透し、うるおいを与えます。お肌にうるおいが欲しいときにおすすめです。
おすすめの入浴剤について。
入浴剤は、自分の好みや目的に合わせて選ぶことが大切です。例えば、以下のような入浴剤があります。
- リラックス効果のある入浴剤:ストレスや緊張を和らげて、心身をリラックスさせる効果が期待できる入浴剤です。香りや色彩によって、五感を癒します。ラベンダーやカモミールなどの花の香りや、ベルガモットやオレンジなどの柑橘系の香りがおすすめです。[クナイプ バスソルト リラックス]や[バブ リラックスタイム]などがあります。
- 美容効果のある入浴剤:お肌にうるおいやハリを与える効果が期待できる入浴剤です。保湿成分やコラーゲンなどが配合されています。ミルクやハチミツなどの甘い香りや、ローズやジャスミンなどのフローラルな香りがおすすめです。[バスクリン プレミアムミルク]や[バスロマン ローズの香り]などがあります。
- 健康効果のある入浴剤:血行を促進したり、疲労回復や免疫力向上などの効果が期待できる入浴剤です。生薬やハーブなどの天然成分や、炭酸ガスなどが配合されています。ユーカリやヒノキなどの森林の香りや、ミントやローズマリーなどのハーブの香りがおすすめです。[バスクリン 薬用入浴剤]や[バブ カーボン]などがあります。
入浴剤は、市販のものには化学薬品や香料が含まれていることがありますが、手作り入浴剤なら安心して使える上に、コスパも高いです。
手作り入浴剤には、以下の3種類があります。
- バスソルト:天然塩と精油を混ぜるだけで作れます。保湿効果や発汗作用が期待できます。お好みの香りや色をつけることもできます。手作り入浴剤(バスソルト・バスボム)の作り方に詳しい作り方があります。
- バスボム:重曹とクエン酸を混ぜて水を加えると、炭酸ガスが発生してシュワシュワと溶けます。血行促進効果や洗浄効果が期待できます。色や形、香りを工夫することで、可愛く仕上げることができます。手作り入浴剤(バスソルト・バスボム)の作り方に詳しい作り方があります。
- 炭酸入浴剤:重曹とクエン酸を混ぜてお風呂に入れると、炭酸ガスが発生して血行を良くします。新陳代謝も活発になって、疲労回復に効果的です。
入浴剤の疑問?
残り湯で洗濯してもいいの?
入浴剤の残り湯で洗濯することは問題ありませんが、衛生面や雑菌面で気になる方もいるでしょう。入浴後の汚れは、もともと肌に付着していたものであり、洗濯面ではそれほど影響がありません。
ただし、最終すすぎに水道水を使えば、気になるニオイは残りにくく、残り湯の使い方が良いでしょう。
風呂釜に影響あるの?
風呂釜については、入浴剤によっては腐食や変質劣化の原因になる可能性があるため、使用前に取扱説明書をよく確認することをお勧めします。
また、使用後は浴そうや風呂釜内部、循環孔のフィルターなどを材質に適した洗剤でよく洗い流してください。ご使用前に給湯器の説明書をご確認いただくことをお勧めします。
炭酸ガス系の入浴剤の泡で咳込んだんだけど?
入浴剤のバブを使用する際は、入浴前に完全に溶かすことが重要です。バブなどの炭酸ガス系入浴剤は、使い方を間違えると危険なので注意が必要です。泡が出ているときに入浴すると、ガスを吸い込むことで咳き込んでしまったり、気分が悪くなる可能性があります。
バブの公式サイトによると、浴槽の湯(150〜200L)に1錠を溶かしきってから入浴することが推奨されています。。入浴剤のバブを使用する際は、使用方法をよく読んで、正しく使用するようにしてください。
まとめ
入浴剤には疲労回復や保湿のほか、むくみ・睡眠・冷え性改善などの効果があることがわかりました。また、入浴剤の選び方や手作りする方法、Q&Aも紹介されています。入浴剤の種類は炭酸系、バスソルト、バスミルクなどがあり、それぞれの効果に合わせて選ぶことが大切です。
入浴剤を使う際は、お湯をはりおわったら入れるのが正しいタイミングです。また、入浴剤の使用期限は未開封で約3年間とされています。ただし、1度開封したら速やかに使い切るようにしましょう。
寒い時期、ヒートショックに気を付けてリラックスお風呂ライフを楽しんでください。