思わず使ってしまう間違った日本語!やっぱり難しい、声に出して言うと、恥ずかしい。

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今日のテーマはこちらです。やっぱり難しい、声に出して言うと、恥ずかしい日本語です。思わず使ってしまう間違った日本語の例を紹介して行くんですが、まずこちらを紹介させていただきます。神戸市の関口さんからいただきました。

私が勘違いしていたのは。気が置けないです。

本来は気遣いの必要がない遠慮がいらないという意味なんですが、ガッツリ大人になるまで逆の意味の相手に遠慮する気が許せないという意味に使っていました。しかも気のおけないと意味どころか、言葉自体の作り方も間違っていましたとのことです。でも分かるっちゃ分かりますよ。分かりますよね。

須田さんなんかありますか?なんか使っていた言葉で間違っていたなって言うこと。

ナイーブ。繊細だと思っていましたが、違います?ナイーブ。どうもちょっと違うみたいなんですよ。

なるほど。繊細ではなくて正式にはね、違いますよってよく言われる人の性格の感じ方、考え方などが生まれつきのまま素直なさま。天真爛漫とかあどけないとかっていう意味なんですね。

僕、今でもちょっと僕、ナイーブなんですよ。だからもう僕はナイーブなので。天真爛漫なんですって言ってたってことですよ。だから、普通になんか今はね、センシティブってことですから。そういつもセンシティブなんですよ。センシティブなんですけど、そうか。じゃあ今まで僕ナイーブだったんで、天真爛漫だって言ってたよって、あどけないんですっていうことは須田さん、ナイーブですねっていうのは誉め言葉になるわけですかね。天真爛漫ですね。うん。そうなんですよね。まあ褒めまでは行かないとしても、意味として。そうですね。だから褒められてるつもりで言ってる. 褒めてるつもりで言ってるんだよ。向こうがそう感じなかったら意味ないですもんねそうです。

須田さん自身はセンシティブなんですか?センシティブです。もう放送聴いたらわかるじゃない?そうなんですか。じゃあ昨日もドキドキしながらクラブのお姉さんのところに行ってたんですね。だってセンシティブじゃなかったら、別にウーロン茶いっぱい飲んで帰ったらいいところを、だから大人げない。抜かなくてもいいシャンパンとかも抜いちゃうわけですね。センシティブだからセンシティブ、センシティブだから、ちょっとタッチもできないと思うね。当たり前ですよ。ダメですよ。

 

例えばなんですけど、上司の知恵をお借りした時、

よく参考になりましたというふうに若手が言ってることってあると思うんですが、

これは大変勉強になりましたという風に言うべきなんですよね。参考になりましたという言葉は、参考となるご意見を賜り誠に恐縮の限りでございますという言葉の使いかたをしたら、まだ許されるかもしれませんが、やっぱ参考になりましたというと、ちょっと上から目線に感じてしまうという印象が。まあ、いろんな経験を積んだ須田さん、上泉さんの意見を参考にしますって言ってるようなものに感じる方が多いんですね。まあ参考にします。ただ、あのなんか取り入れはしないけど、まあ一つの候補に入れときましょうかぐらい、そういう意見あるんですね。という風に思われてしまうっていうことで勉強になりました。

勉強させていただきましたという気持ちを込めて相手に感謝する。それが日本語らしい使いかたということで。日本語は尊敬、謙譲、丁寧など気持ちを最も大切にしてきた言語なので、形だけの言い回しでなんか参考になりましたっていうとなんか真面目なことを言ってるような、いいこと言ってるような感じになるんですけど、言葉に込められた気持ちを理解して使っていく必要があるということなんですね。いまだに舞台に出られる方は、お先に勉強させていただきますと言ってね。あれも考えたらすごい言葉ですよね。じゃあ、でも行ってきますじゃなくて、お先に勉強させていただきます。舞台は勉強だっていうね。うん。いつも勉強させていただきます。

飲食店などでよく聞くお手洗いはこちらになります。

という言葉があると思うんですが、こちらも間違って、なります。なるはリンゴがなるの方の成功の勢いですよね。ものが新たにあらわれる、または前の状態から別の状態に移ることを表しているので、お手洗いの場所こちらになりますというのがお手洗いが急にポッと出てくるわけでもありませんし、移動するわけでもないので。でもどうしてもこうお手洗いはこちらになりますとか、こちらがオムライスになりますとかよく聞くじゃないですか。こういったバイト用語、バイト敬語みたいなことが今間違って使われているということなんですね。

アルバイトの店員の人がお弁当買ったときにお弁当温めますかってお客さんに聞くじゃないですか。

昔、聞いたことがあるのが、今でこそ外国の方もね、あの留学生の方とかが。コンビニエンスストアとかアルバイトしてる方も多いと思うんですけど、お客さんとして行った時にね、アルバイトの店員の人がお弁当買ったときにお弁当温めますかってお客さんに聞くじゃないですか。聞くと、我々は普通えっと温めなくていいです。はい、そう思いますよね。外国の方だとどうしてこの人は私がお弁当を温めるかどうか聞くんだって思うんですって。つまりそのお店で温めるっていうサービスがわからないので、なるほどなるほど。私が家で温めて食べようが、冷たいまま食べようが私の勝手じゃないかと なんで僕の食べ方を知りたいのって、買ったところですぐ弁当食べますかって言われる、聞かれるのが意味がわからないって。こちらお店で温めましょう。

正しくは、こちらでお弁当温めましょうかなんですよね。温めましょうかお弁当温めますか?今考えたらそうですね。でしょう。はい。だから正しく日本語留学生の方で勉強してこられるからこそ、余計に何でこんなこと聞くのですか。温めるかどうかを聞くんだと思うっていうところはあるみたいですね。

 

バイト敬語で言うと、お皿の方お下げしてもよろしいでしょうか?

っていう ほうは方角を表す。なので、お皿の方っていうのは間違っている。もう行き着くところこちらお釣りの方になりますぐらいになるともう。でも、なんかそんなに私、そこに対して怒りがないんですけど、この感じはよくないですよね。もっと正しい日本語、昔はそういうふうに言わなかったですね。あのきっと。アルバイト語とかとよく言われるものがありますけど、マニュアルになってくればなるほど、大先輩がそう言ってるの聞いて言っちゃうみたいなとこあるのかもしれませんけどね。

 

私は〇〇の〇〇と申し上げます

こちらのメールをいただきました。枚方の年金生活初心爺さんから頂きました。私がまだ20歳のとき青年だった1970年代中期ごろから。1980年代頃に営業担当だった新人社員だった頃、毎朝のアポとり電話をかける。先輩方が使う日本語の間違った言い回しに違和感を覚えるのも、さすがに間違いを指摘することに踏み切れず、もやもやしていたことを思い出しました。それは電話の冒頭で自分がどこの何がしかを名乗る時?私は〇〇の〇〇と申し上げますと口を揃えておっしゃるのです。普通に申しますっていうのが自然な言い回しで上げます。申し上げますと言うのは丁寧な言い回しではなく、おかしな言い回しだといつも気になっていましたし、上泉と申し上げますって申し上げます。

ちょっとね、丁寧すぎると。きっと歴代先輩がそう言ってるから、勝手にそういうふうに言うもんだってなってきたんでしょうね。やっぱ新人研修の時にそういう風にみんなが使っているから使ってしまうということがあるみたいです。これもでも、いずれね。コンビニエンスストアもですよ。無人になっていく可能性だってあるわけじゃないですか。もう袋いりますか?も言わなくなることになってきて。コミュニケーションをどんどんやらなくなってくる可能性が高くなってきますよね。ということで、

 

今日の学びはこちらです。丁寧に言い過ぎないように意識することが正しい日本語への近道です。

これ、私はアナウンサー研修の時に学んだ事なんですけど、丁寧に言おうとすると、変な日本語になってしまうので、です。ます。をつける。まずはそこから始めてみるのが近道。ただ、私はアナウンサーなのでもっとちゃんと勉強します。今日は直していただきましてありがとうございました。 

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