新潟県の伝統工芸品

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新潟県のお勧め情報:新潟県には、岩室温泉、戸隠神社、月岡温泉な

どの観光スポット、信玄祭、新潟祭などのイベントやおにぎり、へぎそ

ば、おやきなどのご当地グルメがあります。南北に長い新潟県の県境に

は、日本百名山などがあり、八海山、越後駒ケ岳、中ノ岳など登山者で

賑わっています。

冬は、豪雪 夏は、日照時間が長く雨が多くなく、米作りに最適で日本

一のコシヒカリを産出しています。

水にも恵まれ日本有数のお酒の生産地です。

温泉地でもある湯沢、苗場は、フジロック・フェスティバル、スキー

場として観光客が訪れます。伝統工芸品の話に進みます。

越後与板打刃物

与板打刃物の起こりは、今から450年ほど前の戦国時代に越後一帯を

治めていた上杉謙信の四天王といわれた「直江大和守実綱(景綱ともい

う)」が春日山から刀剣師と鍛冶職人を与板に連れてきました。

直江家のあとを継いだ直江兼続は、その技術を根付かせ発展させまし

た。

江戸時代中期には、与板の大工道具は、「土肥のみ」または、「兵部

のみ」としてとして知られるようになりました。

明治に入ると刀作りの職人が鉋の製造を始めて信濃川を利用する船便の

港として栄えたとともに、豪商が全国各地に販売しました。

長岡仏壇

285年くらい前 現在の長岡市表町で関音四郎という人が仏壇作りを

始めたといわれています。

150年位前長岡市を中心にした地域の寺院、神社の建立に全国各地

から「宮大工」「仏師」「彫刻師「塗師」が集まりました。

冬期間の内職として仏壇づくりを手がけたのが始まりです。

長岡は、原料のケヤキが手に入りやすく、高温多湿の気候で漆の乾燥

に適していました。

長岡藩が行なった浄土真宗を保護する政策の結果、多くの家に仏壇が

置かれるようになり、仏壇作りが盛んになりました。

19世紀前半には、地場産業として成り立つようになりました。

塩沢紬

奈良時代に建立された東大寺の正倉院に、当時塩沢地域で織られた良

質の麻織物が「庸布(税の対象物)」として納められ、宝物として保存

されています。

この事から1200年以前より上質の麻織物「越後上布」が生産され

ていた事が推測できます。

この「越後上布」の技術を350年前の江戸時代の寛文年間に絹織物に

応用して創られたものが「本塩沢」です。

また 江戸時代の明和年間には真綿糸を使用した「塩沢紬」が創られ

ました。

明治時代にこれらの絹織物を夏物として改良して生まれたものが「夏

塩沢』です。

蚊絣と呼ばれる細かい十字絣や亀甲絣によって構成された絣模様には、

独特の上品さと落ち着きがあります。

加茂桐箪笥

加茂で「桐箪笥」が作られるようになったのは、およそ200年以上前

(天明年間)といわれており、日本全国の約70の%桐箪笥が製造さ

れています。

桐箪笥といえば「加茂」といわれるほど、その技術と品質は全国的に

高い評価を受けています。

桐箪笥といえば、着物を入れて和室に置いておく昔ながらの和箪笥。

多くの人がそう思っているのではないでしょうか。

「デザインが古い」「部屋に合わない」「サイズが大きい」などのお客

からの要望を取り入れて桐のチェストが作られています。

桐箪笥は、母から子、子から孫へと受け継ぐ事ができる優れたものです

しかし、おばあちゃんが持ってきた桐箪笥やお母さんの嫁入り道具だっ

た桐箪笥は、「古いから」「汚いから」「新しい家にはあわないから」

といった理由で燃やされたり捨てられたりといった光景を目にする事が

増えてきました。

しかし、この箪笥を買えば、いくらぐらいするとお思いでしょうか?

あなたの家に眠っている古い箪笥は、新品のように生まれ変わる事がで

きます。

普通の家具と違って、削り直しができたり、天然オイル塗装ができる究

極のエコな収納家具なんです。

箪笥だけでなく桐を使って作られた米びつや桐衣装箱も乾燥・害虫から

守り、支持されています。

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