
岩手県大船渡市で発生した山林火災は、現在も激しく燃え続けています。火災は住宅地にも迫っており、避難者は約3800人に達しています。焼失面積は約2100ヘクタールに及び、これは東京・港区の面積を超える広さです。消火活動にはヘリコプター17機が投入され、懸命な消火活動が続けられています。
この火災は平成以降の山林火災では国内最大規模となっており、各地から緊急消防援助隊が駆け付けていますが、火の手が広範囲にわたっているため、消火が追い付かない状況です。
大船渡市のホームページでも最新の情報が提供されていますので、詳細を確認することができます。
このような大規模な火災が発生すると、避難所の運営や避難者の生活にも大きな影響が出ます。避難所では満員状態が続いており、車中泊を余儀なくされる人もいるようです。
自衛隊が大型ヘリコプターなどで空から消火を実施しているほか、地上でも全国各地から派遣された消防が24時間体制で活動していますが、鎮火の見通しは立っていません。
避難指示の対象は1896世帯4596人に上っています。
大船渡の山火事が全く収まりませんよね。
今こっちはちょうど雨降ってますけれども、あちらはどうなんですからね。
雨が降れば随分こうね、うん、下火にはなるとは思うんですけれども。
平成以降の林野火災では、1992年の北海道釧路で起きた火災を上回って国内最大の消失面積。
しかも、これは現在も消失中ですから、1800ヘクタールを超えて、もう2100ヘクタールに行こうかと。
北海道の釧路の時には1030ヘクタールなんですね。
住宅なども今回も焼けてしまってます。火災が拡大した主な要因というのは。
はい、極度の乾燥と強風です。2月の平均降水量っていうのは41ミリだそうです。
はい、これも少ないです。少ないけれども、はい。
今年はね、2.5ミリしか降ってなかったんだから、カラカラに乾いてるわけ。
さあ、カラカラに乾いているその要因というのは?
大陸からの季節風、これが長く吹き続けた。はい、日本海側では大雪でしたそうです。
ところが、そこで全部その湿ったものを雪にして出しちゃうから、そのあと、山を越えると、乾燥する空気が
ざっと山を駆け下りるわけですよね。この辺りは雪、降ってなかったんですか。
太平洋側はね。はい、降らないんですよ。はい、なかなか。
うん、風向きによってはもちろん降りますけれど、どっちかというと雪は少ないですよね。
例年以上に太平洋側が乾燥が強まっていた。
落ち葉とかね、枯れ枝だとか、ああいうものが、ずっと雨降ってないから乾燥してるわけですよね。
ああいうものがその木々の足元にあると、ちょっと火がつき始めたら、ずっと一気に広がっちゃうわけです。
焚き火をしたり、野焼きをしたりと、こういう風なことは、昔からこうね、行われてきていたことですが、ただ、やっぱり焚き火をするだけの習慣が残ってただけで、本来でしたら、その木々の下のね、
だから、昔はおじいさんが山へ柴刈りにとかつって、それは大昔の話ですが、ああして、その柴やらなんやらっていう風なものを、枯れたりしたものを集めてきて、それを言うたら、家のね、なんかくべたり、燃料としてそんなことはしてたんでしょうけど、今はそんなこと一切しないようになった。山の手入れが行き届かないと、枯れ草や枯れ木が蓄積し、火災のリスクが高まります。
しかも、過疎です、高齢者です、はい。そんなことができなくなってくると、
余計にね、飛び火したりしたら、そういうね、うん、ところがもうもう広がるし。
この間もね、普通にうちの家の周りなんかでも、畑とかね、ああいうのがあって、次の春に向けて、ちょっとこう、焼いたりしてはるわけですよ。
ほんとにちっちゃい焚き火ですよ、わかります。
でも、ああいう時に、昔からやってたからと思って焚き火しちゃうと、今は昔以上に乾燥してたりする。
今年ってのは特にそうです。そういうものがばーっと広がってしまう可能性もあって、こう、原因はまだ分かってないんですけどね、うん、色々と、その、高齢社会で、過疎と、いろんなものの要因が重なって、誰が悪いわけじゃないけれども、うん、
でも、家が全部焼けてしまうとかね、もうなんか辛すぎ
と思って。年間の地球規模で見た世界の森林の消失量ですけれど、20年前に比べると2倍に当たってるらしいんですね。
そんなにやっぱいろんなものが変化してるということですね。
これも温暖化でしょうね。はい、朝刊でした。
岩手県大船渡市で発生した山林火災についての最新情報をお伝えします。
火災は2025年3月2日に発生し、現在も延焼が続いています。火災の影響で広範囲にわたる被害が報告されており、地域住民の避難が行われています。
火災の概要
- 発生日時: 2025年3月2日
- 場所: 岩手県大船渡市
- 延焼面積: 約2100ヘクタール
- 被害状況: 人的被害: 現時点での人的被害の報告はありませんが、避難指示が出されている地域もあります。
- 環境への影響: 大規模な森林が焼失しており、地域の生態系にも深刻な影響が及ぶと考えられています
現在の状況
- 消火活動: 消防隊が出動し、火災の鎮火に向けた努力を続けていますが、風の影響で火の勢いが増しているとのことです。
- 避難指示: 地元住民に対して避難指示が出されており、避難所が設けられています 2。
火災の原因
- 現在のところ、火災の原因は調査中ですが、乾燥した気候と強風が火の広がりを助長していると考えられています。
地域への影響
- 交通への影響: 火災の影響で一部の道路が通行止めとなっており、交通に支障が出ています。
- 環境への影響: 大規模な森林火災は、地域の生態系にも深刻な影響を及ぼす可能性があります。
まとめ
岩手県大船渡市で発生した山林火災は、現在も延焼が続いており、消火活動が行われています。地域住民は避難を余儀なくされており、火災の原因や影響についての調査が進められています。今後の情報に注意が必要です。火災の早期鎮火を願っています。
