ちょっとした工夫で塩分摂取量を大幅に減らせる! 冬こそ実践したい高血圧対策 !

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真冬は、寒くても上昇する高血圧に注意が必要です。また、冬は夏に比べて塩分摂取量が増える傾向にあります。これは、冬は味覚が鈍くなり、塩辛さを感じにくくなるためです。その結果、知らず知らずのうちに濃い味を求めるようになり、塩分の過剰摂取につながることがあるのです。



塩分過多の意外な落とし穴! 味覚の衰えは高血圧の原因に!

 

60歳以上のベテランチームと20代の若手チーム計4人に、それぞれ味噌汁を持参してもらい、味比べをしてもらいました。

その結果、ベテラン2人の好まない味の意見が一致し、選ぶことになった。彼らが選んだのは、ヤングチームの女性のものだった。塩分濃度は0.6%。試食の際、ベテランチームから「味が薄すぎる」という意見が出た。

年齢とともに味覚が鈍くなるのは、舌の老化が原因だと言われている。舌には味を感じる味蕾(みらい)というものがあり、これが年齢とともに減少していく。その結果、高血圧につながりやすくなるのです。



今回は、冬場の高血圧対策として、簡単にできる減塩方法をご紹介します。ある食材を加えるだけで、満足感のある絶品減塩味噌汁ができあがります。また、調味料に塩を使わない意外な方法もあります。さらに、人工透析のリスクや高血圧が腎臓に与える悪影響にも注目。

 

坂下さんは「舌が衰えていると初めて聞きました」と味覚の衰えに驚きます。島崎さんは「”高血圧 “という言葉にとても敏感なんです」。そこで、東京慈恵会医科大学の横尾隆先生にお話を伺います。

体にはナトリウムの量を一定に保つ機能があり、塩分を多くとると喉が渇き、水を飲みます。すると体内を循環する血液の量が増えるので、同じ血管でも流れる量が増えると圧力が上がり、塩分を摂取すると血圧が上がるという。

一方、横尾先生は、口の中を清潔に保ち、小さな味の違いも常に考えて感覚を研ぎ澄ますことで、衰えた味覚は回復するという。



ちょっとした工夫で、塩分摂取量を大幅に減らすことができるのです! 冬こそ高血圧対策

 

健康な人の1日の食塩相当量の基準は、男性7.5g未満、女性6.5g未満で、小さじ1杯程度に過ぎません。しかし、日本人の平均塩分摂取量は10gを超えています。そこで、ちょっとした工夫で、摂取する塩分を劇的に減らせる方法をご紹介します。



毎日の食事がカギ! 高血圧ケアにおける減塩のスゴ技

 

塩分を過剰に摂取しないためのポイントは、毎日の食事にあります。東京慈恵会医科大学附属病院では、高血圧患者さんの食事療法を行っています。



いつもの食事の減塩術  (1) 半分味噌と酒粕の味噌汁

 

味噌汁の味噌の量を半分にする驚きのテクニックを紹介します。ここで使うのは酒粕です。実は、酒粕は塩分ゼロの食材なのです。基本的な作り方は味噌汁と同じですが、4人分の場合、味噌と酒粕をそれぞれ大さじ2杯ずつ加えます。味噌は減塩の白味噌を使い、だし汁600mL、豆腐2分の1丁、薬味のネギ30gを加えたら出来上がりです。

酒粕を加えることでコクが増し、薄味にならずに食べ応えがある。実際、「味が濃くなった気がする」「半分が味噌とは思えない」など、絶賛の声をいただいています。肝心の塩分濃度は0.4%と、ベテラン勢の半分。この味噌汁は高血圧患者にも提供され、0.2gの減塩に成功した。



いつもの食事の減塩術(2)その塩分、必要ですか?料理の下ごしらえに潜む落とし穴

 

ソースを使った料理を作る場合、ソースにはすでに味がついているため、塩を使う必要はありません。パスタをゆでるときに使う塩も不要なので、減塩のために使うことができます。



普段の食事の減塩テクニック(2)塩分量は1/10に! 調味料の入れ方

 

シュウマイなどをつけるときは、端っこに醤油を少しつける程度で十分です。シュウマイを食べるときは、醤油をつけた側が舌に触れるようにすると、塩味を十分に感じることができます。



ちょっとした工夫で、塩分を大幅に減らすことができるのです 冬こそ高血圧対策を

 

2gの減塩は、長い目で見れば健康に大きな影響を与え、心筋梗塞などを大幅に減らすことができます。

 

食品に含まれるカリウムの摂取は、塩分を排出し、ナトリウムの排泄を促し、血圧を下げるために重要です。おすすめの食品は麦飯で、主食であるため継続的にカリウムを摂取することができます。



高血圧と腎臓の関係とは?気をつけたい3つの弊害

 

腎臓には、体内の余分な塩分を排泄する機能がありますが、その際に腎臓にかかる圧力によって血圧が上昇します。また、腎臓はレニンという血圧を上げるホルモンを分泌していますが、動脈硬化で血流が悪くなると、レニンを分泌してさらに血圧を上げます。

腎臓には糸球体というフィルターがあり、水分やミネラル、老廃物を分別していますが、高血圧になると、血液の勢いでフィルターが傷つき、機能が低下してしまいます。



あなたの腎臓は大丈夫! 異変を知らせる2つのサイン

 

体のむくみが気になったり、夜中に頻繁にトイレに行くようになったら、腎臓が疲れている可能性があります。

 

ちょっとした工夫で塩分を大幅に減らせる! 冬こそ高血圧対策を

 

塩分摂取量が増えると夜間の排尿量が増えるため、腎臓に負担がかかっています。負担を減らすには、塩分摂取量を減らすことが大切です。

 

 





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