「消えたことば辞典」改定で削除された言葉ってどんなんか気になりませんか?

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今日ですね。消えたことば辞典というこの辞典を持ってまいりました。ちょっと話しさせていただきますけれども、三省堂の国語辞典ってありますよね。その国語辞典とその前身である明解国語辞典から削除された項目を集めた、つまり辞書から消えた言葉のコレクションです。昭和平成計9回の改定を重ねる中で削除された言葉の中から、1000語を選んでまとめた本ということなんですけれども、

タイトルが「消えたことば辞典」なんですね これね、

なんでこんな本を発行したんですか?

ってなった時にいや、やっぱり辞書を編むということは新しい言葉。新しく出てきた言葉、世に流行ってる言葉を入れることだという事がつまり、その分なくなっていく言葉。使われなくなっていく言葉もあるんだよということを説明した時に、逆にえっ、それってどんな言葉なんですか?辞書からなくなっていく今まで載っていたのに、それが消えていくっていう言葉ってどういう言葉があるんですか?っていう質問を、その編集の方がすごく受けるようになったんです。いや、そうだと思いますよ。興味がある、無くなる言葉のそれ面白いねと言う、まあ、スピンオフみたいな形なんですけれども、そういった形でこの辞典が発行されたということなんですね。やっぱり、うちの辞書にはこんな特徴がありますよ。こんな新しい言葉を入れましたよっていうPRなんだけれども、でも新しい言葉を追加するっていうことは?つまり削除する言葉も出てくる。なんかそこにくるとすごく寂しそうな顔をするんだけれども、結局まあ新陳代謝。そういうことなんですよ、そういうことですよね。会社の人事もそうなんですよ。新しい人が入り、古い人は抜けていく。結局そういうことば辞書もそうなんだというねで、そんな中でもちょっと今日、その1000語の中から面白いなというものをピックアップしてご紹介します。 

では、実際、どんな言葉が辞書から消えていったのか?

私びっくりしたんですけれども、私の大好きなコカコーラをこれってね。辞書にもう載ってないんですって。こういう昔は載ってたね。昔は載ってたんです。当初のまあ、訳がアメリカの清涼飲料水で色は茶色っていうふうに書かれていたらしいんですけれども、これも2017年に削除されました。色は茶色アメリカの清涼飲料水、そうだそうだ. 間違いない。本当、コカコーラ、なくなりました。

びっくりしたのが私は学生の頃、すごくよく使ったんです。コレクトコールは使いませんでしたか?そうでしょ?コレクトコールは今もうやらないよな。そう、なんです。2015年にサービス自体が終了してるらしいんですけれども。そうですか。これをね、私、隣に座っている若いアナウンサー、反対隣に座っている女子アナウンサーにコレクトコールって知ってる?って聞いたら、2人ともキョトン。何それ?そりゃそうやろなんですが、コレクトコールって言われて、宅配便の着払いの電話バージョンって言ったんですけれども。料金を電話を取った側が支払う。そうなんですよね。

これ、大学生の頃のことですよ。実家に電話したくて、でもお金がもったいないのでコレクトコールでって電話をしたのが青春時代だったのです。そうでしたよね。そうです。私たちのころにこのコレクトコール、すごく使ったんですけど、これももう削除されてます。

サービスがないわけですから、スマートフォンでやるとさ無料で喋れるんやもんね。そうなんですよ。電話代がかからないんだから。だからここまで行くと、コレクトコールはちょっと寂しかった。思わず叫んだんですよ。もうコレクトコールって本当に見た瞬間、なくなってんの?みたいな。百年ぐらいたったら、市外局番という概念がなくなるかもしれませんね。本当にそうですよね。

他にコギャル。コギャルはまあ時代を表すか そやな、これコギャルの説明としては顔を黒く焼いたりするファッションが派手な女子高校生のこと1990年代からの言い方ですが、ちなみに顔を黒くしたガングロで髪を銀色にした山姥これは掲載には至ってないんです。さすがに載ってないそうなんです。ガングロ、山姥は載ってない。コギャルは載ってたんですね。やっぱり一世を風靡してみんなが、それをやっていたので、これ2022年ですから、ついこの間削除されたという言葉なんですね。なんだ20年。なんか?私たちも長く働いたってことですわ。

あと、これが出た時、私は衝撃的ですごいと思ったんですけど、アイモード使ったでしょう?辞書に載ってたの?載ってたんです。携帯電話からインターネットに接続できるサービス。画期的だったじゃないですかニュースが読める。そう。すごいって叫んだ。あの、アイモードも1999年にサービスが始まりました。2026年に終了予定なんですってまだ一応ある。だけど言葉としては2014年に削除。でも、その間にやっぱり22年あんねんな、そうですね。いろんな言葉が消えていくわけでございます。ちょっと今日は涙がでますね。

MDも消えました。はい、あとはね、企業戦士。載ってたんやな。企業戦士そうなんだ。その代わりに今、社畜っていう言葉が出てくるんです。これは逆に怖くないですか?企業戦士が消えて社畜が増えるんだと思って驚いたんですけれども、社畜の代表としてはなかなか私は誇らしいところもありますけどね。そうですね。あとは自動券売機もないんですって。これはICカードが普及した為なくなっていくんですね。

まとめ

この消えたことば辞典なんですけれども、発売から3週間位待ったんですよ。それぐらい人気で、やっぱりみなさんがどんな言葉がなくなってきたんだろうっていうのは、やっぱり意識があったんでしょうね。

インターネットですとか、いわゆるSNSの発達によって、情報量は爆発的に増えました。そういうふうに言われてるんですけれども。人が必要とする、使う言葉というのは、今も昔も数としてはそれほど変わっていない。増えたら消えていくものもそれだけあるっていうことがよくわかる。この辞典の紹介でございました。

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